公開日:2020-05-27
食事制限で手っ取り早く体重を落とすしかない。と思う方がたくさんいらっしゃますね!
ジムでの相談ですごくおおいケースになります。
体重を理想的に落とすため
確かに「体重」という数字に絞ると、何日か食事を抜く「断食」だったり、野菜を中心とした「粗食」などを2ヶ月ぐらい続けてすると結果は出ます。
間違いなく出ます。
ただし、粗食や断食によって健康的に痩せることが出来ません。
それどころか、健康を損なう可能性が非常に高いです。
健康的に痩せるには、運動と休息が大切です。
運動をしっかりして、怪我をしない身体を作るためには、栄養補給にも気を付けなければなりません。
運動の疲れを残さないのもポイント
「疲労」のまま、トレーニングに来られるお客様は多くいらっしゃいます。
十分気を付けるポイントのひとつになります。
強いトレーニングをしたあとは、筋肉の繊維も小さな損傷を受けます。
損傷した筋肉をなるべく早く修復するためには、たんぱく質をしっかり摂取することも大切です。
なぜ摂るか、疲れを翌日に持ち越さずに済むからです。
どのくらいの量が必要か?
普通の人は、体重当たり最大1g程度です。
例:50キロ体重→たんぱく質50グラム
リカバリー以外の目的にも筋肉量を増やすためにも、たんぱく質は、非常に大切になります。
もともと筋肉が少ない女性が筋トレに取り組んでいるので、もちろんたんぱく質を食事でしっかりとらなけらばなりません。
たんぱく質を摂るときの注意点
気を付けないといけない点としては、脂質の摂りすぎです。
「たんぱく質だから肉をどんどん食べよう」と食べ過ぎると、同時に脂質を摂りすぎていることも多いです。
調理方法などにもよります。
肉類だけではなく、魚や豆類、それに卵や乳製品など、動物性と植物性のたんぱく質のバランスを考えて食べるようにすれば、脂質の摂りすぎはさけれます。
和食:「焼き魚・ご飯とみそ汁・納豆・卵」を食べるとだいたい20gくらいです。
肉にしても魚にしても手のひらサイズがたんぱく質20gくらいと言われています。
糖質もきちんと摂ろう
一時期、糖質制限ダイエットがすごく流行しましたね!
炭水化物をはじめとした糖質を制限したら、体脂肪が消費されて体重は減ります。
糖質は、生きていくうえでなくてはならない栄養素です。
糖質は、筋肉を動かすためのエネルギーになります。
それだけではなく、糖質は筋肉へのたんぱく質の取り込みを促進する作用があるのです。
研究報告によると、糖質と共にたんぱく質をとると、食後の筋肉の合成反応が約2倍に増大したという報告もあります。
最後に
偏った栄養摂取では健康的な身体作りはできません。
ダイエット目的で食事を減らすことではなく。どのように食べ方を工夫するとバランスよく食べれるかを考えていきましょう。