• 投稿カテゴリー:コラム / 食事

公開日:2020-06-11

1.脂肪は糖質から作られる

内臓脂肪など体にたまる脂肪の原料は、「糖質」と「脂質」の摂りすぎです。

体に消費されなかった糖質や脂質が肝臓に送られ「中性脂肪」が合成されます。

中性脂肪は血液中を流れ、エネルギーを必要とする期間に向かいますが、それでも消化されずにあまってしまうと「脂肪」として蓄えられます。

ついてしまった内臓脂肪を減らすポイントは、「糖質の摂りすぎ」に注意すること。

脂肪の原料となるのは糖質と脂質ですが、糖質のほうが明らかに体脂肪になりやすい。

2.3種類ある体脂肪のうち内臓脂肪が一番落としやすい

エネルギーとして消費されなかった中性脂肪は、血液をドロドロにしながら体内を流れたあと、体が栄養を摂取できないという万が一のため体脂肪として備蓄されています。

体脂肪と呼ばれるものには、小腸を包み支えている腸間膜や内臓のまわりにつく「内臓脂肪」、皮膚のすぐ下につく「皮下脂肪」、臓器そのものや筋肉の細胞につく「異所性脂肪」があります。

このうち、ポッコリお腹の原因となる内臓脂肪には、皮下脂肪や異所性脂肪に比べ、「たまりやすいけれど、落としやすい」という特徴があります。

つまり、コツされ掴めば、つらいダイエットの必要なく、早期に落とすことができます。

3.日本人は体質的に内臓脂肪がつきやすい

日本人には、皮下脂肪よりも内臓脂肪がつきやすいとする研究報告があります。

その理由は、「インスリン」の分泌量が、欧米人の約半分と少ないこと。インスリンには、血中の糖質を脂肪として蓄える働きがありますが、特に皮下脂肪としてため込む働きが強いのです。

内臓脂肪は命の危険につながりやすく、日本人に欧米のような巨漢の人が少ない理由の一つでもあります。