公開日:2021-01-01
エネルギーの必要量がピークに
思春期(12歳から17歳頃)は、成長期でもありながら、人によっては、体がほぼできあがる時期にあたります。第二次性徴のため、男女の性差が大きくなり、エネルギーをはじめとして、ビタミン類、カルシウム、鉄などのミネラム類の必要量は、男女共、人生においてピークになります。
骨量も20歳までに最大となるので、この時期の食事の摂り方が骨をつくることに大きく影響し、一生の健康を左右するといっても過言ではありません。
しっかり食べて運動することです。
食生活が乱れがちに
🔳欠食や偏食が多くなる
部活動や塾通いなどで、ライフスタイルにも大きな変化が出てくるこの時期、家族とは別に食事をとる機会が増えてきます。
そのため、何を食べるか自分で食事を選ぶ機会が増えますが、ここで様々な問題が生じます。
欠食(特に朝食)や好きなものしか食べない偏食をはじめ、お菓子を食事代わりにしたり、ダイエットのために食事を抜いたりすることが出てきます。
🔳食事の重要性をきちんと認識する
こういった問題は、親の目の届く範囲で食事をしていた学童期からは、大きな変化です。
今、食べられているものが、自分の体をつくることをきちんと理解させ、意識的に自らの食事を考えられるよう指導する必要があります。