公開日:2021-01-26
焦らずゆったり過ごすのがポイント
自律神経を安定させたまま1日を過ごすには、朝の過ごし方が重要です。夜中にピークを迎えた副交感神経は、明け方にかけて徐々に低下し交感神経優位へと移行していきます。
しかし、朝の時間を慌ただしく過ごしてしまうと、副交感神経が一気に低下。自律神経のバランスが乱れ、緊張や興奮を一日中引きずることになってしまいます。そうならないためにも、朝の時間の過ごし方には、心がけておきたいいくつかのポイントがあります。
いちばんの基本は、バタバタしなくて済むよう30分早く起きること。焦ったりイライラしたりせず行動できるので、自律神経が乱れにくくなります。忘れ物や遅刻の防止にもなり一石二鳥です。
次に目覚めても急に起き上がらず、ベッドに入ったままストレッチを行うこと。血流を促し、全身をゆっくり目覚めさせる効果があります。
ベッドから出たらカーテンを開けて朝日を浴びましょう。太陽の光は副交感神経と交感神経のスイッチを入れ替える役割を果たします。
そして欠かせないのが朝食。朝食をとると腸が動き出します。
腸のぜん動運動は、副交感神経と直結しており、自律神経を安定させてくれます。もちろん夜は速水にベッドに入って十分な睡眠をとることも重要。自律神経のバランスを整えて、1日を快調にスタートさせましょう。
理想的な朝の過ごし方
➀いつもより30分早起きをする。
この30分が心に余裕を生みます。
②起きたら布団の中でストレッチをする
これで自律神経の睡眠モードから起きるモードへのスイッチが入りやすくなる
③太陽の光を浴びる
自律神経を整える体内時計のリセットに最適です。
④コップ1杯の水を飲む
水を飲むと副交感神経の働きが高まる。
⑤ゆっくりと朝食をとる
朝食を食べることで休んでいた腸が働き、副交感神経の働きがよくなります。
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