公開日:2021-03-28
「1日1万歩」「軽い筋トレ」を続けても成果は出ない!?
健康になるためには「筋肉」が必要だった!!
今回は健康になるために運動・筋肉の重要性について話していこうと思います。
運動が健康にいいことは誰もが知っています。
肥満を解消して生活習慣病を予防したり、寝たきりを避けるために足腰を鍛えたりする
ためにも、日常的に運動したほうがいいとほとんどの人が思っているはずです。
運動しているはずなのに、思ったように痩せられない、健康診断の数値が改善しない、階段を上がると息が上がってしまう。
このように思っている方は多いと思います。
なぜこのようなことになるのか?
多くの人が運動してるつもりになっているからです。
世の中にはいろんな健康情報が溢れています。「ひと駅前で降りて歩きましょ」とか、
「家事をする時に動きをを工夫すると筋トレになります」などはよく聞くでしょう。
でも、ひと駅分歩いたり、家事のついでに筋トレをしても、運動強度が低すぎて、
「運動の目的」は達成できないのです。
肥満の解消や、生活習慣病やロコモティブシンドローム(運動器症候群)の対策、健康診断の数値の改善が目的なら、強度の低いウォーキングや筋トレをただ続けるだけでは効率が悪いと言わざるをえません。
時間がない人ほど運動強度をあげましょう。
筋肉がつかない運動はいくらやっても意味がない!?
適度に強度があり、成果が出せる運動とは、どのようなものでしょうか?
それは「筋肉がつくかどうか」が一つの目安になります。ゆるっとした運動では、全身の血行はよくなるかもしれませんが、筋肉はあまりつきません。
健康のためには筋肉が重要である
人間の筋肉量は20~30代をピークに、特に下半身を中心に低下していきます。30代以降は年間およそ1%ずつ低下するという研究もあります。つまり、何もしないでいると筋肉量は減っていく一方なのです。
まずは筋肉量を増やそう
多くの方は脂肪燃焼させるための運動=ウォーキングやランニングなどの有酸素運動を思い浮かべると思います。
しかし、筋肉量が少ない状態で有酸素運動をやるよりも、まず筋トレをして筋肉をつけた方が近道なのです。
筋肉が増えると基礎代謝が上がり、その分、脂肪の燃焼も多くなります。
また、糖尿病を予防・改善するためにも、筋肉量を増やして糖をたくさん消費しやすい体にすることが大切です。
生活習慣病対策としては、有酸素運動と筋トレをセットでやることが、とても重要なのです。
「1日1万歩」だけを続けても成果が出ない理由
いつも同じ時間をかけて、同じコースを歩いているのであれば、運動負荷が変わらないので、1万歩を歩いたとしても、筋肉量は増えないのです。
歩くスピードをあげたり、コースを変えて負荷をあげないと、運動の目的は達成できないでしょう。それに1万歩をウォーキングで歩くとなると、通常は2時間以上かかってしまいます。
忙しい人が運動のために「2時間」を捻出するのはなかなか大変です。
ですから、1万歩を歩くよりも、ランニングや筋トレをを必要に応じて組み合わせた方が、ずっと効率が良いと言えるでしょう。
まとめ
脂肪燃焼させるためにはまず有酸素より筋トレをして基礎代謝をあげていきましょう!