• 投稿カテゴリー:コラム / 食事

公開日:2021-04-20

たんぱく質がダイエットにいい理由

たんぱく質は余分に摂取した時に、他の栄養素よりも脂肪に変換されにくいという利点もあります。

 

脂質や糖質は体内で消化吸収されたあと、余剰分は脂肪として溜められ、飢餓や病気、怪我など、いざというときのためのエネルギー源として蓄えられます。

 

たんぱく質は一部脂肪にも変換されるものの、ほとんどがエネルギー消費されるか、余った分は尿中に排出されます。そのため脂肪になりにくく、逆にいうとたんぱく質を毎食摂らなければいけない理由もここにあります。

 

そしてダイエットの観点から、タンパク質を積極的に摂りたい理由はもう一つあります。

 

ダイエッターの中には、食べたばかりなのにすぐにお腹が空いて苦しい思いをしたことがある人がいるのではないでしょうか。それはもしかしたら、たんぱく質不足が原因なのかもしれません。

 

たんぱく質は食欲を抑えるホルモンの分泌に関わっており、食後の満腹感を高めてくれるのです。腹持ちがいいので、空腹感を感じる時間が短く過食を抑える効果もあります。

 

たんぱく質源といえば、牛ステーキ肉のように脂質を多く含む高カロリー食のものも多いため、摂取カロリーを意識して控える人もいるようです。

 

しかし、適量を食べないと空腹感を感じやすくなり、ダイエットが長続きしないためリバウンドの可能性も高くなってしまいます。

 

たんぱく質は脂肪として蓄積しにくい

 

摂取したたんぱく質は体内でアミノ酸に分解されて、様々な形で利用されます。一部脂肪として蓄積されるものの、大部分が筋肉や内臓を構成する体たんぱく質になったり、エネルギーとして消費され、使われなくなった分は尿中に排出されるので溜めておくこともできません。

アミノ酸

➀体たんぱく質②脂肪(蓄積)③グルコース④エネルギープラス尿素

                                 

たんぱく質不足はデメリットばかり

 

たんぱく質を抜くと腹持ちが悪くなり、すぐに空腹を感じやすくなってしまいます。

 

ダイエット中はイライラしてしまい、過食→リバウンドを引き起こすことにもなりかねません。