• 投稿カテゴリー:コラム / 食事

公開日:2021-04-25

 

糖質には麻薬と同じような依存性あり

 

人間は、狩猟採集時代の常に飢えていた記憶から「生きるためのチャンスがあれば糖質を摂る」ということがプログラミングされています。

 

そして、糖質を摂ると、そのご褒美として幸せを感じるようにできています。

具体的には、糖質を摂って血糖値が上昇するとドーパミンやセロトニンが放出され、脳が快楽を得てハイな気分になるのです。この快楽を得るところを「至福点」と呼んでいます。

 

この脳の快楽が大変危険で、身体が糖質を必要としていない状態でも快楽を得るために糖質を摂ってしまうようになっていくのです。

これを「糖質中毒」といい、食べ過ぎや肥満の大きな原因となっています。

 

この糖質中毒が怖いのは、意思の問題ではなくなってしまうところです。

脳が快楽を得るために「糖質を摂れ」と指令を出してしまうのですから、止めようがありません。

 

特に急激に血糖値が上昇するものは要注意

 

急激に上昇した血糖値を下げるため、大量のインスリンが放出され、血糖値が急激に下がって眠気やイライラなどの不快な症状に襲われます。すると、血糖値を上げるために糖質が欲しくなり、まさに中毒状態になってしまいます。

 

つまり、糖質は覚せい剤などの麻薬と同じような依存性がある物質と言えます。

 

糖質中毒が起きる仕組み

 

甘いもの(糖質)を食べる→ ドーパミン(脳内麻薬)が →ピークが過ぎるとイライラして             分泌され快感を得る    甘いものが無性に欲しくなる 

 

糖質中毒の血糖値の動き

 

1.血糖値が急上昇し食後30分くらいで最高点に

2.インスリンが大量に分泌されて血糖値が急降下

3.血糖値が落ちすぎてイライラ、空腹感、眠気の症状が表れる  

4.我慢できずに糖質を摂ると血糖値がまた急上昇

5.血糖値が再び急上昇して最高点に

6.インスリンが大量に分泌されて血糖値が急降下  

 

まとめ

自分の食生活を振り返り、まずはその改善から始めてみましょう!