• 投稿カテゴリー:コラム / 食事

公開日:2021-05-16

ダイエットといえば食事制限やエクササイズが基本ですが、忙しいとつい食事が不規則になってしまったり、ジム通いの時間もなかったりしますよね。

 

そんなとき思い出したいのが、私たちの体内で分泌されているさまざまなホルモンの働き。その中には、運動をしなくても糖を代謝し脂肪を燃やしてくれる“やせホルモン”もあるのです!

 

今回は、私たちを太りにくいカラダに導いてくれる“やせホルモン”とその増やし方についてご紹介したいと思います。

 

体内で分泌される「やせホルモン」って?!

 

やせホルモンの正体は「アディポネクチン」。これは私たちの脂肪細胞から分泌される善玉ホルモンの一種で、体内の糖や脂肪の消費を促す働きがあります。

 

運動の有無にかかわらず脂肪をどんどん燃やしてくれるので、自然と太りにくいカラダへ導いてくれるのです!

 

100歳以上の女性の血液中には特にこのアディポネクチン濃度が高いことがわかり、“長寿のホルモン”としても話題を集めています。

 

やせホルモンの増やし方

1.内臓脂肪を増やさない!

 

私たちの脂肪細胞から分泌される「アディポネクチン」ですが、脂肪が多ければ分泌量も多いわけではありません。

 

逆に内臓脂肪が増えると分泌量が低下してしまうため、分泌量を減らさないためには内臓脂肪を増やさないようにすることが必須!

 

内臓脂肪には有酸素運動が有効です。運動は20分以上続けないと脂肪燃焼効果がないという話も耳にしますが、運動直後からも少しずつ脂肪が消費されていくので、1日トータル20分くらいと頭にいれておけばできる範囲でOK。

 

運動は無理なく続けられることが鉄則なので、朝晩のストレッチやエクササイズを習慣にするだけでもいいのです!

 

2.睡眠をしっかりとる!

 

アディポネクチンは睡眠時間をじゅうぶんにとることで分泌が安定します。ベストな睡眠時間は人それぞれ異なっていると思いますが、基本的には成人で5時間~8時間(平均7時間)の睡眠をとるのが良いそう。

 

睡眠不足では毎晩眠るだけで消費するはずのカロリー(平均約300kcal)も比例して減ってしまうし、お肌の健康にも悪影響ですよね。

 

さらに、睡眠がじゅうぶんに足りていないと食欲抑制ホルモンの分泌が減り、食欲増進ホルモンの分泌が増えてしまうので寝不足はダイエットの大敵なのです!

 

忙しくても毎日5時間以上の睡眠はキープしたいですね。

 

3.分泌を高める食べ物を摂る!

 

アディポネクチンの分泌を高めてくれるのは、主に【大豆たんぱく】【EPA】【マグネシウム】です。

 

大豆たんぱく

 

豆腐や納豆、豆乳などの大豆製品。朝食に摂り入れやすいものばかりなので、積極的に食べるようにしてみて!

 

EPA

サバやイワシ、秋刀魚など、缶詰を活用すれば朝の時短レシピにも大活躍してくれますよね!外食するなら魚定食を選ぶと◎!

 

マグネシウム

 

一度に大量に摂ることが難しいので、ゴマやアーモンドなどのナッツ類、海藻などを意識して摂るようにすると◎!スーパーフードのアマランサスには豊富に含まれているので、お米に混ぜて炊いてしまえばラクに摂取できます。

 

まとめ

 

ほんの少し意識するだけで、太りにくいカラダになれるなんて嬉しいですよね!やせホルモンの分泌を高めて,無理なくダイエットを成功させましょう♪