公開日:2021-05-16

 

ダイエットに欠かせないのが、理想的な食事・運動・睡眠。今回は、その中のひとつ「睡眠」についてお伝えします。

 

睡眠中に分泌される成長ホルモンに代謝を上げる作用があります。また、同じく睡眠中に分泌される「レプチン」というホルモンには食欲抑制効果があり、ダイエットをしっかりサポートしてくれます。

 

睡眠不足になると、これら2つのホルモンの代わりに、食欲を増産させてしまうホルモングレリンやストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が高まり、痩せにくくなります。

 

毎日理想的な睡眠をとるよう心掛けて、ストレスをためずにダイエットを目指しましょう!

 

眠りはダイエットの味方!今日からできる「良い睡眠」のポイント3つ

 

1.眠りはじめの3時間がカギ!成長ホルモンを促そう

 

入眠後の3時間は、代謝を上げる役割を持つ成長ホルモンの分泌量が多い時間。ダイエットを意識するなら、できればその3時間は目が覚めないようにしたいところです。

 

そのためには、眠る1~2時間前に入浴で身体を温めて、心もリラックスさせておくことが重要。快適な入眠へと導かれます。

 

とはいえ、夏は暑くてついついシャワーで済ませてしまいがちですよね。そんな時は足浴でも大丈夫!20分の足浴でもしっかり効果があるといわれていますよ。

 

毎日の入浴や足浴で、眠り始めの3時間をケア!成長ホルモンを味方につけて、ダイエットへの近道を目指しましょう。

 

2.カフェイン摂取は夕方まで。睡眠の質をあげよう

 

カフェインには覚醒作用があり睡眠の質を妨げてしまう可能性があるため、睡眠前に摂ることはおすすめしません。

 

カフェインが入った飲み物は、コーヒー、紅茶の他、緑茶、烏龍茶、ジャスミン茶など。夜にこれらを飲む場合は、カフェインレスのタイプを選ぶようにしましょう。

 

また、カフェインの過剰摂取は冷えの原因にもなりますので、日中でも飲み過ぎは禁物です。一日に3杯程度までにしてくださいね。

 

3.朝の「睡活」で睡眠の質アップ!

 

朝起きて朝日を浴びることで「セロトニン」というホルモンが分泌されます・そのセロトニンが原料となり、松果体から分泌されるのが、睡眠の質に関わる「メラトニン」です。

 

夜になると自然に眠くなってくるのは、このメラトニンが作用するため。

 

起きる時間や睡眠時間が毎日バラバラになってしまうと、これらセロトニンやメラトニンの分泌が低下してしまい、ダイエットにも影響が出てしまいます。

 

しっかり眠ってダイエット効果を高めるためには、朝は早起きをして朝日を充分に浴びて、規則正しい生活を心がけましょう。

 

また、就寝前はなるべくスマホやパソコンは見ることも避けて、脳をしっかり休めてから眠りに入ることも大切です。

 

まとめ

朝や寝る前の「睡活」で睡眠の質を高め、痩せやすい体を目指しましょう。