公開日:2021-03-30

ダイエットは体重より体脂肪を減らすべし!

 

「最近太ったかも」「ダイエットしなきゃ…」と体重計に乗ってみて気になるのはやっぱり体重。

 

でも、体重のことばかり気にして体脂肪率のことを見落としていませんか?肥満は体重と体脂肪率で決まるもの。

 

国民栄養調査によると、痩せているように見えて実は体脂肪率が高い「隠れ肥満」が若い女性を中心に増えているというデータが出ています!「隠れ肥満」になるとますます脂肪がつきやすく、体型が崩れていく可能性大。お肌にも皮下脂肪が大きく関わっているので、美肌のためにも「隠れ肥満」は放置できません!

 

理想のスタイルを手に入れるためにも、体脂肪についての知識を身につけておきましょう!

 

理想の体脂肪率は?

 

体脂肪率の算出方法は、『体脂肪量(kg)÷体重(kg)×100』という計算式ですが、体脂肪計を使うのが一般的ですよね。判定方法は以下の通りです。

 

〜19.9%   ヤセ型

20〜24.9% 標準

25〜29.9% やや肥満

30%〜     肥満

 

パーセンテージではイメージが湧きにくいかもしれませんが、これを重さに換算してみると体重50kgで体脂肪率30%の場合の体脂肪量は13.5kg!スーパーで見かけるお肉の脂身の部分が10kg以上もカラダについていると想像してみてください。かなりの大きさですよね。

体脂肪率30%以上が肥満のボーダーライン。体重やBMI値が標準以下なら体脂肪率も低いというわけではありません。

 

体脂肪は別モノだということを頭に入れておいてくださいね!

肥満になると皮下組織全体が厚くなり、皮膚を老化させタルミやくすみを引き起こすのでお肌にもダメージ大!

 

隠れ肥満の原因は?

 

無理なダイエットをしてリバウンドを繰り返すと、その度に筋肉が減って皮下脂肪が増えるため隠れ肥満になりやすいので要注意です!また、不規則な食生活で空腹時間が長くなると次に食事を摂る際に身体がより多くの脂肪を蓄えようとするため、必然的に体脂肪率は高くなります。他にも、脂肪分の多い食事やスナック菓子などの摂りすぎ、ストレスや睡眠不足、運動不足で代謝が悪くなっていることなども理由の1つとして考えられます。

急激なダイエットは百害あって一利無し!

3ヶ月間で体重の5%を落とすことを目標にするとベストです。

 

隠れ肥満撃退方法は?

 

ダイエットという言葉には「食事」という意味があるように、毎日の食生活に気をつけてベストな体型、体重を維持することが本来の目的。

 

食事を抜くと皮下脂肪をためこみやすくなるので、欠食をなくして3食しっかり食べましょう。ビタミン・ミネラルが不足すると代謝が悪くなるので野菜も多めに摂るように意識してくださいね!

 

コレステロール値を低下させてくれる「水溶性食物繊維」を多く含んだ食品

(大麦、豆類、ごぼう、果物など)を積極的に摂ることも忘れずに!!

 

体を動かすことも大切なポイント。ジムに通う時間のない人でも、ウォーキングやお家でできるヨガ、デスクワーク中にちょっとしたエクササイズをするなどの工夫で消費エネルギーが増えるのでオススメです!

 

まとめ

食生活の見直しと適度な運動で代謝をあげて、無理のないダイエットで理想の体型を維持してください。