公開日:2021-05-18

 

体を操縦するアクセルとブレーキ

 

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」とに分けられます。私たちの体を車に例えた場合、アクセルの役割をするのが交感神経、ブレーキの役割をするのが副交感神経です。

交感神経が優位になると血管が収縮し、心拍数と血圧が上昇。心身ともに興奮状態となり、まさにアクセルを踏み込んで前進しようという態勢になります。一方で、副交感神経が優位になると血管が緩み、心拍数や血圧が低下します。

 

興奮にブレーキがかかり、リラックスした状態になるのです。このように体にとって正反対の役割をもつ2つの神経が交互に働くことによって、動くべきときには動き、休むべきときには休むという、生き物本来のメリハリある活動が可能になっているのです。

 

通常、人間は日中に交感神経が優位になり、夜は副交感神経が優位になります。ところが、不規則な生活習慣、仕事や人間関係のストレスなど様々な原因により、現代人の自律神経のバランスは乱れがち。

 

交感神経ばかりが優位になると、、全身の血流が悪くなり、いつまでも心身の興奮状態続くことになります。逆に副交感神経の優位な状態が続くと、意欲が上がらず、無気力や疲労感を招きやすくなります。アクセルとブレーキのどちらか一方が優位になるのではなく、両者のバランスが適切に保たれることで初めて、人間という車は快調に走ることができるのです。

 

交感神経と副交感神経は、どちらも高いレベルを維持できると最強

ストレスを感じると交感神経は過剰に優位になり、副交感神経は働きが悪くなって、様々な病気を引き起こします。

 

逆に、副交感神経が優位になりすぎると、免疫力が高まる反面、アレルギーが発症しやすくなるなどの問題が起こります。大切なのはトータルでのパワーバランスです。

 

副交感神経を高めるには       交感神経を高めるには

・音楽を聴く            ・人との会話

・映画を見る            ・朝日を浴びながらのウォーキング

・笑顔               ・運動

・深呼吸をする

・お風呂に浸かる

・食事で腸を整える