• 投稿カテゴリー:コラム / 食事

公開日:2021-05-16

 

ダイエットをしているのに、なかなか結果がでない。友達と同じダイエット法を試しているのに自分だけ痩せにくい、と思ったことはありませんか?

 

太る原因の70%は生活習慣によるものですが、残りの30%は遺伝子が関係しています。遺伝子のタイプによって太りやすい人と痩せにくい人が分かれ、太りやすい食べ物もそれぞれ違っているのです!

 

これまでに見つかっている肥満に係る遺伝子は50種類以上。実は私たち日本人はほどんどがその中の3種類の遺伝子のいずれかを持っていると言われています。

 

太りやすい遺伝子を持っていても、自分の体質を知ってそれに合うダイエット法に変えれば効率よくおデブ道を回避できます。それでは早速、3つのタイプ別に体質に合ったダイエット法をチェックしていきましょう!

 

洋なし型

 

特に女性に多いのがこのタイプ。太るとヒップや太ももに肉がつきやすく、特に下腹部が目立ってきます。からだが硬く、揚げ物や脂肪分の多い食べ物が好きな人に多いのが特徴。

 

遺伝子上では脂質の代謝が低下しているため、脂肪をためこみやすく下半身に脂肪がついて痩せにくいタイプ。冷え性や子宮系の病気を発症しやすいともいわれています。

 

洋なしタイプのダイエットには「脂質」が大敵!揚げ物は控える、動物性たんぱく質はささみや胸肉、赤身など脂肪分の少ないものを選ぶようにする、生クリームたっぷりのスイーツやスープやパスタのホワイトソース系を避けましょう。

下半身のストレッチを日常的にするのがおすすめです!

 

りんご型

 

男女問わず日本人に最も多いのがこのタイプ。最初に目立つのがお腹まわりで、太るとまずウエストのサイズがきつくなってきます。汗っかきでお腹が空くとイライラしてしまうという人に多く、ご飯や麺類など炭水化物をたくさん食べる人に多いのが特徴。

 

遺伝子上では糖の代謝が低いため、中性脂肪が分解されにくく余った糖質が内臓脂肪として体内に残りやすいタイプです。糖尿病や高脂血症に注意しましょう!

 

りんごタイプのダイエットには「糖質」が大敵!ごはんやめん、パンなどの糖質をお腹いっぱい食べるのは控えて、糖質の代謝を助けるビタミンB1を多く含む豚肉、玄米、大豆製品などの食品を積極的に摂るようにしましょう。

内臓脂肪を燃焼させる有酸素運動を意識して行うようにすると効果的です!

 

バナナ型

痩せ型で手足が長く、からだの中では胃腸が弱くて太ると全体的にぽっちゃりしてきて痩せにくいという人に多いのがこのタイプ。

 

遺伝子上では基礎代謝も高く脂肪の分解がされやすい反面、たんぱく質もエネルギーとして燃やしてしまうため、筋肉がつきにくく一度太ると痩せにくいのが特徴。

 

他のタイプに比べて太りにくいのですが、筋肉がない分太り始めると歯止めがきかずに心臓病などのリスクも高くなってしまいます。特に何を食べても大丈夫なタイプですが、ダイエットには「たんぱく質」が欠かせません!

 

魚や肉類に含まれる動物性たんぱく質、豆類に含まれる植物性たんぱく質をバランス良く摂ること。筋力アップを目指してスクワットしたりインナーマッスルを鍛えるピラティスがおすすめです!

 

まとめ

太りやすい遺伝子を持っていても、日々の生活習慣で痩せることは可能です。

自分の体質(遺伝子タイプ)の傾向を知って、効率よくダイエットしていきましょう!