公開日:2020-06-02

体の材料になる栄養素

三大栄養素の1つである「たんぱく質」

英語では「ホエイ」と呼ばれています。

たんぱく質は筋肉や皮膚、内臓、髪の毛、血液など体のあらゆる部分をつくる材料になっている。

その種類はなんと10万種類以上といわれていている。

実は、約20種類のアミノ酸という栄養素が様々な形で組み合わさってできている。

 

アミノ酸の形とは?

体内で十分な量を合成できない9つのアミノ酸のことを「必須アミノ酸」、アミノ酸や脂肪、糖を使って体内で合成できる、残りの11種類のことを「非必須アミノ酸」という。

どれも必要ではあるが、とくに必須アミノ酸は体内で合成出来ない分、食事で摂らないといけない。

人間の体の約20%を占めているたんぱく質は筋肉や内臓などの材料になるだけではなく、消化器官や脳神経系の機能を調整するホルモンをつくったり、代謝に欠かせない酵素をつくったり、病気と戦う免疫抗体をつくったりする材料にもなり、実に重要な働きを担っています。

こんなに大切な栄養素なのに、体の中に貯蔵庫がない。

だから毎日、欠かさらず摂ることが大切になってくる。

ほかの三大栄養素である脂質と糖質には貯蔵庫がある。体が必要な量だけ使って、余分に残ったものは中性脂肪となり、脂肪細胞に蓄えられる。

「何から摂るか」も大切

アミノ酸で構成されているたんぱく質だが、体内で十分に合成することのできないアミノ酸=必須アミノ酸については不足しないように注意する必要がある。

不足すると新しい髪の毛や皮膚が作られないために、抜け毛や肌荒れが起きてしまう。

また、筋肉が減って太りやすくなったり、免疫力低下により風邪をひきやすくなったりする。

たんぱく質を多く含む食品をただ多く食べればいいかというとそんなことはなく。

「アミノ酸スコア」を意識して食事を摂ることが大切になる。数値が100に近ければ近いほどいい!

たんぱく質の種類について

「動物性たんぱく質」と「植物性たんぱく質」

動物性たんぱく質は、一般的に肉や魚や卵など、要するに動物からとれるたんぱく質

植物性たんぱく質は、大豆や穀物、野菜などに含まれるたんぱく質のことです。

脂質が少なそうな植物性たんぱく質のほうがいいように思うかもしれないが、一概にそうとも言えない。

動物性たんぱく質のほうがアミノ酸スコアは高い。

※白米は大豆に多く含まれているリジンというアミノ酸が少なく、大豆に少ない含硫アミノ酸を多く含んでいる。

納豆ご飯は、お互いに不足しているアミノ酸をカバーしあう、理にかなった栄養食といえる。

摂りすぎは禁物

たんぱく質は体内に貯蔵庫がなく、余ったら尿として体の外へ捨てるしかない。

そうなると肝臓に負担がかかるので機能低下を引き起こしてしまうことがある。

高齢者での摂りすぎは食欲不振や嚥下障害、体力や免疫力低下による感染症や合併症を誘発することもある。

意識的にたんぱく質を摂っているひとは、注意です。

結果的にカロリーオーバーの可能性があるので、脂質の少ない食品を選んで、油を控えめにして、低カロリー高たんぱく質の食事を心がけましょう。

 

 

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