公開日:2020-06-01
本日は、腸内環境についてお伝えします。
以前の記事でも腸内環境についてお伝えしましたが、どうでしょう?
意識していますか?
なかなか腸内環境を綺麗にしようと言われてもなにがなんだかわかりませんよね!
今回は、腸内環境の仕組みについてお伝えいたします。
腸内環境が悪くなる原因
①糖分の摂りすぎ
過剰な糖質は悪玉菌の好物。砂糖や白米など糖質多く食物繊維が少ない偏った食事を摂っていると、悪玉菌がそれをエサにして増殖する。
②運動不足
運動不足などで腹筋や腹圧が弱まると便秘になりがち。大腸の中に残留物が残り、悪玉菌が増殖しやすい環境に。
③ストレス
脳と腸は自律神経を通じて影響しあう関係。ストレスを受けると善玉菌が減ってしまうことがわかっている。
④夜遅い食事
夜遅い食事で胃にたべものが残った状態で寝てしまうと、胃腸が消化できずに疲労してしまい、腸内環境も悪化。
腸内環境が悪いと起こる現象
- 髪がパサパサ
- 肌荒れ、吹き出物
- 体重増加
- イライラ、気力低下
- 風邪をひきやすい
- ぽっこりお腹
- おならが臭くなる
発酵食品+食物繊維を食べれば改善できる。
発酵食品の種類と健康効果
- 漬物
- 酢
- ヨーグルト
- 納豆
- みそ
①ダイエット効果
みそには脂肪を分解・燃焼させる効果があり、ダイエットに効果的。整腸効果で便秘も解消。
太りにくい体質に改善される。
②疲労回復効果
納豆には疲労回復効果の高いビタミンB群がたっぷり含まれており、ナットウキナーゼが血行を促進してむくみも解消する。
③免疫力アップ効果
腸の粘膜には多くの免疫細胞が集中しているため、酢の発酵力で腸内環境が整うと、免疫力も向上。
病気になりにくい体に。
④リラックス効果
酢酸が細胞に入ると、全身の血流を促すアデノシンが発生。脳の血流もよくなるため、リラックスした状態に導いてくれる。
⑤シミ予防・美白効果
ヨーグルトの乳清には、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなど美白効果の高い栄養素が豊富に含まれ、シミ予防にも効果的。
⑥整腸作用
漬物に含まれている微生物が、腸内の悪玉菌を減らして善玉菌を優位に変え、腸内環境をバランスよく整えてくれる。
発酵食品と食物繊維で腸内環境を改善
善玉菌を豊富に含む、漬物やキムチなどの発酵食品を食べることで、腸内環境が整います。
さらに善玉菌を増やすため、食物繊維も摂ります。
海藻や長芋、オクラなどのネバネバした食材に含まれる水溶性食物繊維と、野菜や豆類、キノコ類に含まれる不溶性食物繊維の2種類がありますが、善玉菌のエサになるのは、水溶性食物繊維です。
不溶性食物繊維は、腸を刺激してスムーズに排便を促す効果です。
発酵食品と食物繊維を取り入れて、効率よく善玉菌を増やしましょう!