公開日:2020-12-10

 

強いストレスが自律神経を乱して不調の元凶に

「気分が沈む」「何をするにも億劫に感じる」「ついイライラして怒りっぽくなる」・・・・。

忙しい日々に追われていると、そんな心の不調を感じる場面が数多くあります。他にも、めまいや頭痛、動悸、肩こり、冷えやむくみ、不眠といった不快な身体症状に悩まされている人も少なくないでしょう。

病院で詳しく検査をしても特に原因が見つからない場合、これらの症状は「疲れ」として一括りにされてしまうことが多いです。

しかし疲れにも対処の必要な疲れと、そうでない疲れがあります。趣味のスポーツで思い切り身体を動かしたあとに感じる心地よい疲労感は、体にとってプラスになる疲れと言えます。

 

一方で、仕事や人間関係で強いストレスを受けると、たとえ肉体を酷使していなくても身体がずっしりと重くなるような酷い疲れを感じることがあります。

問題となるのはこうした不快な症状です。

不快な疲れを感じるときには、「自律神経」が乱れを引き起こしているかもしれません。

●ストレス

●パワハラ

●夜更かし

●激務

自律神経ってどんなもの?

まずは神経について、脳と身体の各器官がお互いに情報を伝え合う「道」のようなもの。

体の内側、外側からのあらゆる刺激は情報として

神経を伝わって脳や身体の各器官へと送られ、様々な動きや反応を引き起こします。

情報を伝える神経は大きく2つに分けられます。

脳から脊髄へとつながる「中枢神経」と、そこから全身の隅々へと伸びる「末梢神経」です。さらに末梢神経は「体性神経」と「自律神経」とに分けられます。体性神経には感覚を伝える「知覚神経」と、手足などの筋肉を動かす「運動神経」があります。一方の自律神経は、内臓の働きや血液の流れなど、生命を維持するための機能を司っています。

 

自律神経は自分の意思でコントロールすることが出来ません。

心臓をうごかして血液を全身へと送る、呼吸をする、食べ物を消化し栄養素を吸収する、暑いときに汗を出し、寒いときに体を震えさせて体温調整をする。

 

これらはすべて自律神経の働きによって制御されているものです。

起きているときも、眠っているときも、私たちの意思に関係なく、体の機能を維持するために自律神経は24時間休みなく働き続けています。