食べないダイエットなぜよくない?
公開日:2021-03-20
食事の量をカットしているにもかかわらず、なかなか痩せられないことがあります。
その原因のひとつは活動量。せっかく食事を減らしても体を動かさなければ、消費カロリーは摂取カロリーを上回らず、痩せられません。
また、小食になると、活動に必要な栄養素が絶対的に不足します。
特にタンパク質・コレステロール、それらに含まれるミネラル・ビタミン類など、必要な栄養素が入ってこない状態が続くとホルモンバランスが悪くなったり、体が代謝を落として省エネモードに入ってしまい、痩せにくくなります。
ダイエット=食事の量を減らすと考える人は多いと思います。
確かに食べなければ体重は一時的に落ちます。
しかし、食事の量を減らして体重を落とすだけでは理想の体にはなりません。
食べない事で失われる筋肉
食べ物を減らせば脂肪がすっきりとし、綺麗になると思われる方は多いと思います。
実は食べない事でまず消費されるのは脂肪ではなく筋肉
摂取カロリーが少なくなると体はまず筋肉を分解する。
そして筋肉量が減る事で、基礎代謝が下がり太りやすい体になってしまうのです。
痩せるためにはどうしたらいいのか
痩せるためには基礎代謝をアップすることが欠かせません。
その代謝アップさせるのは筋肉です。
しかし、食べないと筋肉を作られる栄養素が入ってこないので、筋肉量が落ちてしまい痩せられないスパイラルに落ちてしまう。
それだけでなく栄養が不足することで肌の状態も悪くなります。
ダイエット成功のために「適量をきちんと食べる」
ダイエット中はカロリーに目が行きがち。ですが、質のほうが大切。たとえばメロンパンとダイエットコークを飲んで400Kcalだとしますよね。
でもこの組み合わせは糖質と油しか含まれておらず、エネルギーを燃やすために必要なビタミンB1やB2が含まれていないのです。
同じカロリーでも、お魚、野菜、煮物、ご飯の組み合わせで400Kcal摂ったら、燃焼しやすく栄養素的にも良いです。ですので、カロリーベースで考えすぎないようにしましょう。
和食を作る手間が面倒な方は、野菜と良質のタンパク質をバランスよく組み合わせたスープなどもいいですね。たとえばデトックス効果が期待できる野菜は以下の6種類です。
適量のたんぱく質と運動で痩せやすい体に
不要なのは、むくみとなる水分と余計な脂肪です。痩せやすい体をつくりながらダイエットをするには、筋肉を減らさないようにすることが大事。
たんぱく質をちゃんと摂って、筋肉を維持しましょうこのうち約60%を占める基礎代謝量は、通常10代をピークに加齢とともに低下します。また、基礎代謝量を臓器別に見ると、筋肉・心臓・脳がほぼ2割ずつを消費しており、筋肉の少ない人は基礎代謝量が低くなります。
つまり、20代以降が太りにくく痩せやすい体を手に入れるには、食事や運動で筋肉量を増やし、少しでも基礎代謝を上げることが大切なのです。
まとめ
適切な運動と食事を心がけて理想の体を手に入れましょう。