公開日:2021-03-23
今回はビタミンAについて紹介したいと思います。
ビタミンって聞いたこと
ビタミンA とは
目・鼻・喉の粘膜や、皮膚のうるおいを保ちます。
また、目が光を感じる時にも深く関わっています。
1.目の健康を保つ
目の粘膜である角膜と結膜を保護する作用があるため、ドライアイや老眼の予防・回復、視力改善など目に関する健康保持に効果的です。
2.美肌効果
ビタミンAには皮膚や粘膜の新陳代謝を促進する働きがあり、美肌を保つためには大切な栄養素といえます。肌の基礎体力を上げる役割があり、シミやシワを防ぐアンチエイジング効果があります。
3.病気を防ぐ
皮膚や粘膜が乾燥すると、そこからウイルスや細菌などが入り込んで、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。
ビタミンAをとってうるおいを保てれば、こうした感染症を防げます。
ビタミンA食品
レバー ほうれん草 バジル
うなぎの蒲焼 にんじん ブロッコリー
ホタルイカ かぼちゃ
どれくらい摂ればいいの?
程よくとろう!
とっても大事な栄養素で、普段は肝臓に蓄積されています。このため不足は考えものですが、ビタミン剤などで取りすぎると、腹痛やめまい、肌や骨に不調が出ることも。
妊婦のビタミンA過剰摂取には、特に注意が必要
美肌効果が期待できるビタミンA。女性にとってはうれしい効果ですよね。
しかし、妊娠中の多量摂取は、胎児の発育に悪影響を及ぼす場合があるとの研究データもあります。
胎盤がまだ不安定である妊娠初期には特に注意が必要です。
一方で、ビタミンAは胎児の臓器や器官の正しい成長に必要な栄養素でもあります。過剰摂取の可能性があるからといってビタミンAが含まれる食品を避けるのではなく、適量の摂取を心がけましょう。
まとめ
ビタミンAは、体にとって重要な役割を担っている一方、摂り過ぎてしまうと様々な症状を引き起こす要因にも。適切な量を心がけて免疫力を高めていきましょう。