公開日:2021-03-26
睡眠時間短い=太る?原因とは
今回は3大欲求の一つ睡眠についてお話したいと思います。
睡眠時間が短いほど太りやすくなる?
睡眠時間が短くなるほど肥満の確率を増加させるといいます。
平均時間が6時間の人は、7時間の人に比べて肥満になる確率が23%高く、さらに5時間の人は50%、4時間の人は73%も増加します。
その理由とは
睡眠不足はインスリン抵抗性を引き起こし、食後の血糖値コントロールがうまくいかなくなってしまうためです。
また。睡眠不足や睡眠の質の低下によって、運動量が減少し、エネルギー消費量が下がることも考えられます。
さらには、睡眠不足は食欲を抑える働きのあるホルモン「レプチン」
の分泌を低下させ、食欲がわくホルモン「グレリン」の分泌を増やします。
つまり、しっかり睡眠が取れていないと、エネルギー消費が下がっているにもかかわらず、食べる量が増え、体重が増加してしまうのです。
適切な時間で質のよい睡眠をとろう!
適切な睡眠時間
18歳以上 7〜9時間
65歳以上 7〜8時間
寝過ぎも体に影響を及ぼす?
国内で10万人ほどの中高年者を対象にした研究では、7時間睡眠をとった群と比較して、睡眠時間が4時間の群と10時間の群は疾患などによる死亡率が増加しました。
つまり、睡眠時間が極端に短くても長くても、健康にとってはマイナスの効果があるようです。
質のよい睡眠には運動がおすすめ
睡眠の質を高め、翌日すっきりと目覚めるためには有酸素運動や筋トレがおすすめ。
有酸素運動や筋トレは睡眠の質を改善します。
適切な睡眠と運動を心がけることから始めてみましょう!