• 投稿カテゴリー:コラム / 食事

公開日:2021-04-19

たんぱく質が不足すると太りやすくなる

 

空腹時はアミノ酸がエネルギーになる

 

なぜ、食事制限ダイエットでタンパク質を抜いてしまうとダメなのかは、空腹時に、人の体内でどのような変化が起きるのかをまず理解する必要があります。

 

空腹になると、血液中の糖の量(血糖値)が低下しますが、血糖値を一定に保つために体内で様々なホルモンが働きます。

 

そのホルモンの一つが、筋肉を分解してアミノ酸に変換され、エネルギーとして使われます。ここでたんぱく質が体内に入ってこないと、新しく筋肉を作ることができないため、どんどん筋肉が分解されて血中に放出されてしまうのです。

 

タンパク質を抜くと食事による満足感も得にくいため、慢性的に空腹を感じやすくなります。これが、ストレスになり、後々、過食によるリバウンドを引き起こしやすくするのです。

 

定期的に運動している人も要注意。

運動すると糖質や脂質がエネルギー源として消費されるだけではなく、筋肉も分解して使われます。

 

ここで、運動量に見合ったタンパク質補わないとどんなにハードな運動をしても逆に、筋肉が減ってしまう原因に。

 

たんぱく質はエネルギーとしても使われる

 

たんぱく質

本来の役割   空腹になると

  ↓        ↓   

筋肉を作る   エネルギーのほうに使われる

 

本来であればたんぱく質は筋肉をはじめ、体のあらゆる組織を構成するために使われます。

 

空腹になると、たんぱく質をアミノ酸に変換して血糖値を安定させるために働きます

 

運動をしている人は特にたんぱく質が必要

 

運動

筋肉の分解が進む

↓       ↓

筋肉が    たんぱく質を

分解され続け 材料に筋肉を

減少する   作り続ける

 

運動をすると、筋肉を分解してアミノ酸として使われます。

ここで失われたたんぱく質が補充されなければ、筋肉は減少する一方です。

 

まとめ

自分にあったタンパク質の必要量をしっかり摂ることが大切です。