• 投稿カテゴリー:コラム / 食事

公開日:2020-06-14

中性脂肪を減らすために、積極的に摂りたい食材をご紹介いたします。

ポイント:良質な脂とたんぱく質を同時に摂取していくことがポイントです!

良質な脂

DHAとEPA

DHA(ドコサヘキサエン酸)

体内では合成できない必須脂肪酸の一種で、青背魚に多く含まれています。脳神経の情報伝達を活発にして、考えたり、覚えると力を維持するのに役立ちます。

EPA(エイコサペンタエン酸)

DHAと同じく体内で合成できない必須脂肪酸の一種。中性脂肪を下げる、血管・血液の健康を維持する、動脈硬化を防ぐなど、さまざまな健康効果があります。

 

DHAとEPAの含有量(青背魚は、可食部100g中)

●サバ(焼き) DHA1500mg EPA900mg

●イワシ(焼き) DHA980mg EPA790mg

●アジ(焼き) DHA820mg EPA430mg

●サンマ(焼き) DHA1200mg EPA560mg

★サバ缶が手軽で便利

◆サバ缶の長所

●1缶で1日の摂取目安「DHAとEPA合わせて1000mg」が摂れる

●酸化していないDHA・EPAが摂れる

●どこでも入手できて安い

●調理済みで手軽に食べれる

 

サバやイワシ、アジ、サンマといった青背魚には、DHAやEPAという良質な脂が多く含まれています。中性脂肪を減らす働きが特に強いのはEPAで「1日600mgのEPAを12週間摂取し続けると、血中における中性脂肪値が約20%低下した」という研究結果もあります。また、DHAとEPAを6週間摂り続けると、内臓脂肪が減少するということが分かっています。

DHAやEPAは体内で生成できないので、食べ物から摂取する必要があります。なかでもサバ缶はDHAとEPAの1日の摂取目安量を1缶でほぼクリアできるので積極的に活用しましょう!!